XC18V00 - XC1700 変換ボード


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2001 年 1 月頃製作の,XILINX FPGA 用 ROM の変換ボード. DIP 8pin の XC1700 は小さいし安くていいんだけど, 書き込みが 1 回しかできない. XC18V00 は何度でも書き込みできるんだけど,高いし面積を食う.

というわけで,自分のボードは XC1700 に合わせて作っちゃって, FPGA 内ロジックの開発時はこのボードかまして XC18V00 で試行錯誤して, 完成したら XC1700 に焼いてリリース,と目論んだのがこれ. Altera 用のは似たような製品を見かけたんだけど, XILINX 用は少なくとも当時は見なかったです. 最近だとあったりするんですかね?

JTAG コネクタがついてるところから分かる通り, ライタを使わずに PC から JTAG ケーブルで直接書き込むことを想定してました. しかしそこに落とし穴が.

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JTAG 経由で書き込む際には, 電源が別に必要な点に気づいていなかったので, 急拠,書き込むときだけ 2 枚重ねにすることにしてみましたという写真. ださい.

こんなのでよろしければ,回路図等ご自由にお使い下さい. もちろん無保証です. 一応こちらでは,XC18V04 と XC1701L で変換できています. 他の組合せは知りません.

なんでこんなしょぼい回路で 4 層使ってんだよ, という声が聞こえて来そうですが, 理由は, 6 層基板を作るついでがあったときに 余ったワーク領域に紛れ込ませたので, 2 層に収めても値段が変わらなかったからです. 2 層でデザインしておけば, 他の機会に使い回せるといったところまでは頭が回らなかったらしい.

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