Santa Clara に足を伸ばして,Intel 本社にある Museum に行く.
Light Rail の Old Ironsides から, VTA バスの 60 番 Los Gatos 行きに乗る.どこで降りていいかわからないので (そもそも停留所のアナウンスなどない!),乗ったときに Intel に行きたいから着いたら降ろしてくれと言っておいた.バスで 30 分くらいと聞いていたけど,実際には 10 分くらいで着いた.
4004 と BUSICOM 141-PF
オリジナル IBM PC.
i860 を使ったスーパコンピュータの基板らしい. XILINX だらけで,なんか どこかで見た基板を彷彿とさせて笑えた (← 笑うところじゃないし).
i386.この辺からはなじみが出て来る.
i486.
Pentium.
Pentium 4.
Itanium.なんか表面がくすんでるような気がするですけど.
インテル入ってすぎ.
写真じゃ分かりにくいんだけど,下の方に写ってるトラックボールみたいなのをぐるぐる回していくと,チップがズームアップされて行く.もちろん任意の位置をズームできるんじゃなくて,固定なんだけど,結構よくできている.
Pentium の ``napkin sketch'' らしい.どんなのでも最初はこんな感じか.
マイクロプロセッサの仕組みを分かりやすく説明しようというデモ.右手にある「2 + 3 =」というボタンを順に押して行くと,プロセッサの内部ユニットが協調して計算を行う様子が奥に広がるでかい電光掲示板みたいなのと音声で示される.各ユニットが擬人化されていて,それぞれ別の声優(?)の声でセリフをしゃべる.
周りには各ユニット(cache とか decoder とか prefetcher とか ) の説明装置もあるんだけど,そっちは声の説明が一切ついてなかったので,何だかさっぱり分からなかった.
CMOS プロセスを説明するデモ.これがよくできている.タッチパネルディスプレイに,左の写真にあるようなマスクを実際にかぶせる.で,開いているところだけ色が変わる,程度のデモにするのが普通の人の考えるところ.
対してこれの秀逸なところは,右の写真にあるように,開いているところを指でこすらせて,そこだけ色が変わるという仕掛けでイオン注入を表現する点にある.よく考えたなこれ.
帰りに売店で,Si 結晶模型の T シャツを買う.
最終更新時間: 2009-01-04 15:31