スーパーマーケットなどのレジの接客技能を評価する資格試験とか,コンテストとかが存在する.TBS「みんなのモンダイ」で見た(最近トリビアでもやってたらしい).暴言吐いていいですか? 正直キモイ.こんな芝居じみた接客ごっこに意味ありますか? 何か間違ってる.資格試験とかって,よーく考えて運営してないと,そもそも何のための資格だかわからなくなるっていう分かりやすい例だと思う.
本当に役に立つ技能を qualify する資格なら意味があると思うし,このチェッカーコンテストもきっと最初はそうだったと思うんだけど,一般にこういうのって時間が経過すると,特に世間の実状の変化に追従し切れなくて資格制度だけが一人歩きして行きがちで非常に危険.
実は,とある情報関連の資格制度の関連業務に携わってたことあるので,何やらいろいろと身につまされた.現場では,世間の実状と制度のギャップを埋めようとかなりの努力がなされていたんだけど(実際,うまくいっているかを別とすればかなり頑張っている方だと思う),そもそもかなり規模の大きな制度だったので,慣性が大きすぎてなかなか実際の変革に結びつけるのは難儀であった.まあ資格制度に限らず,ある程度以上の規模のシステムすべてに言えることだと思うけど.
最終更新時間: 2009-01-04 15:31