前に書いたことですが [2005-03-27-1],あえて再掲.
思うのだが,ここに出て来る∀と∃とか,ほかには必要条件・十分条件とか,帰納法とか,そういう概念は高校辺りで「数学とは別の独立した科目として」教えるべきだと思う.そして理系文系関係なく,当然必修すべきものと位置付けるべきで,もちろん大学入試でも事実上必須とするべきだ (そもそも今のご時世,理系文系の区別ってどうよ,てのは置いとくとして).
(中略)
微分積分が分からなくても,それが必要な主題を扱わない限り特に困ることはない.しかしこういう論理的な概念は,およそ知的な議論を客観的に行うためには常に必要なはずだ.「あ,俺数学分からないから」といって逃げられようでは(逃げることを許すような教育体系では)困るのだ.
んー,どうだろうなあ.現行の高校数学に含まれているものを抜き出すだけじゃ,独立した科目にするには足りんかなあ.
つうか本来「国語」がそういう役目を担ってくれるべきなんだけどな.
最終更新時間: 2009-01-04 15:31