最近、何人かの英語初心者、もしくは英語慣れはしているけれどアメリカ初心者、もしくは英語もアメリカ慣れもしているいるけれど暮らしたことはない、という日本人を観察していて気がついたこと。
それは、客の時にはだれも Thank you とは言わないということ。さすがにこの場面なら言うかなという場面でも決して期待を裏切らない。彼らは絶対に店員にむかって Thank you とは言わない。
客の立場で言う「Thank you」は,プロトコル上の ACK の一種だと聞いたことがある.(※)
そういう視点で観察してみると,確かにそのようなのだ.国際線の機内で飲み物をもらう際,連れが「Thank you」を言わずに受け取ったときの相手の様子をよく見ていたのだけど,一瞬とても不安そうな表情をする.なんというか,FIN を送ったのに ACK が来ねーぞコラ,という顔をするのだ.わりとすぐタイムアウトするけど.(どんなたとえだ)
それにしても,ACK が「Thank you」というマジックナンバで符号化されているっていうのは,なかなか粋なプロトコルだなあと思う.
(※) (追記) 思い出した.岡山大の金谷先生の記事でした:
最終更新時間: 2009-01-04 15:31