カレーというと長時間煮込むようなイメージがあったけど,いろいろ作ってみてわかったことは,インドカレーってのはそんなに長いこと煮込むわけではない.ただしいくつか例外があって,その代表的なものが,カシミール地方の煮込み料理,ローガンジョシュである.熱い (josh) 油 (rogan) が語源だとか.
ジンギスカン用として売っていたラムを塩,胡椒,キャラウェイ,ガラムマサラ,ヨーグルトに漬けて一晩置く.
スターターは,カルダモン,クローブ,シナモン,ベイリーフ.油はいつもより気持ち多め.巷のレシピには信じられない大量の油が記載されているのだが (100 cc とか),いや,それはちょっと…
たまねぎ,ショウガ,にんにくの炒めた後,ターメリック,レッドチリ,クミン加えて,ホールトマト投入.
肉とヨーグルトを投入.白くなり過ぎて不安だったのでパプリカを加える.
そのままふたをして1時間ほど煮込む.レシピによっては2時間以上煮込むとか書いてある.
ふたを開けると,ローガンジョシュの特徴ともいえる赤い油が浮いている.さすがにこの量には怯んで,適当に掬って捨てた.レシピ通りの量の油を入れてたらどんなことになるのだろう.
カシューナッツ 10 粒分くらいのペーストを投入.さらに白くなる.うーむ.辛味が足りないのでカイエンペッパー投入.ガラムマサラ投入.
うーん,やっぱり色が薄いな.こんなもんなのかな.味は美味しかったけど,ちょっとカシューナッツの風味が強すぎる気も.
最終更新時間: 2012-02-06 01:55