学振特別研究員日記
博士への長い道TM - 東大計数 2002 年度版 番外編
番外編ということで,
日本学術振興会特別研究員の DC2 関連の手続きなどを,
当時のメモをもとに記述します.
「学振研究員って何? どんなプログラムがあるの?」
という話については既知とします.
本編にはちょっと書いてます.
本編
を熟読してからここに来た奇特な方には繰り返しになりますが,
私が採用されたのは任期 2 年間のプログラムである DC2 です.
DC2 の中でもちょっと変則的で,
博士課程 3 年次から採用されて,
1 年後に学位を取得して他の職を得たので,
採用期間を 1 年残して辞退した,というケースになっています.
これって特殊なんでしょうかね? 割といっぱいいるのかも知れませんが.
当時のメモの精度があまりよくないので,
日付等には誤差が含まれていると考えて下さい.
(日付の一部が伏せられているのは,
意図的に伏せてるのではなく覚えてないだけ)
D2 のときに申請した.
2001/04/16
2001/05/08
-
採録が決まった論文でまだ掲載されていないものの場合,証明書が必要になる.
信学論 D-II の論文がこれに該当するので,
電子情報通信学会のソサイエティ誌出版課に,
採録通知のハードコピーを送ってくれるようにメールで依頼する.
2001/05/11
-
採録通知のハードコピーが届く.仕事の早さに感激する.
2001/05/12
-
申請書をようやく書き上げて,指導教官 I 先生に推薦書をお願いしに行く.
申請書の内容が書き上がってから,
その内容をもって依頼するのが筋だと思っていたので,
書き上げるまで頼みに行かなかったが,
案の定ぎりぎり(月曜提出でその前の金曜)になってしまって,
結局かえって迷惑をかけてしまった.
臨機応変が重要ということを学んだ.
-
ちなみに推薦書はどうしたかというと,
DC1 で出した時(落ちた)の推薦書の原稿を plain text でもらって,
内容の整合しない部分を適当に直して自分で作成した.
2001/05/14
- 申請書を教務に提出.
- 提出するのは,
- 申請書原本 + 両面コピー 4 部.それぞれホチキスで左上を留める.
- それとは別に申請書の最初の 2 ページのみの両面コピー 2 部.
- 推薦書の原本 + 両面コピー 4 部.「それぞれを」角2 の封筒に入れて厳封.
封筒には専攻名および氏名を書く.
- 申請カード + 両面コピー 2 部.
- 4 月に出した下書きのコピー.
-
ちなみにややこしいのは推薦書で,
原本 + コピー 4 部だから,
封筒が 5 枚必要になる.
中に推薦書入れて閉じて,
教務に置いてある「緘」のはんこを閉じしろに押す.
ていうか申請者が自分で押している時点で,
厳封の意味無しな気がするのはきっと気のせいだ.
2001/10/25
2001/12/下旬
2002/02/上旬
-
科研費補助金(特別研究員奨励費)の申請書類が届く.
2002/02/08
-
科研費補助金(特別研究員奨励費)申請のための研究計画調書を教務室に出す.
提出物は,研究計画および経費を記入した申請書 A4 表裏 1 枚と,
申請整理カードとかいう抜粋だけ書いたもの A4 1 枚.
それぞれ 4 枚ずつコピーをつける.
予算の書類としては極めてちょろい.
(まあ実質的な審査は既に済んでいるわけなので)
-
申請書の原本は,
切り貼りする場合は原紙じゃなくてコピーを出してよい,
とされている.
(印鑑は,自署の場合省略可だが,
原本もコピーの場合は見分けがつかなくて困るらしいので,
印鑑を押して白黒コピーを出した)
-
うっかり片面コピーを持って行って恥をかいたのは秘密.
2002/02/27
-
育英会の辞退届の写しが必要になるので(提出は 4/5),手配する.
学生部奨学掛で「異動願(届)」という書類をもらってくる.
3 月までで辞退の旨を記入して押印.
それを列品館の教務掛に持って行くと研究科長の印がもらえる.
学振に提出するためのコピーを取ってから,
また学生部に持って行ってようやく提出.
ああ,これだから縦割行政というやつは.
-
次に,平成 14 年の 3 月まで給与の支払を受けている場合は,
1 月〜 3 月までの分の源泉徴収票と退職証明書が必要となる.
TA と RA がこれに該当してしまうので,
用意しなくてはならない.提出は 3/11 または 4/5.
-
というわけで学振に電話で聞いてみた:
- Q1.
- 任期が明記されている発令通知が退職証明の代わりになるか?
- A1.
- 原本ならよい.コピーはだめ.いずれにせよ源泉徴収票は必須.
- Q2.
- 4/5 までに間に合わない場合は?
- A2.
- いつまでに出せるか,を送付書に明記して提出すればよい.
ただし,そこに書いた期限は必ず守ること.
(Q2 はこっちから聞いたのではなく向こうから教えてくれた.FAQ なのだろう)
-
ということを踏まえて教務室に相談に行く.
相談の結果,
発令通知は別に他で必要にもならないから渡してしまってもよかろう,
退職証明くらいは頼めば出してもらえるかも知れない,
源泉徴収票については,
給与の支払が全部終わってみないとよくわからない,
というような話になる.
-
というわけで,3 月に振込通知が来てから,
教務室を通して給与掛に問い合わせてもらうことにする.
2002/03/04
-
採用手続書類(その1)を送る.〆切は 3/11.
珍しく〆切まで時間があるのは,
その直前に出張があるためで,
決して心を入れ替えたわけではないらしい.
-
出したのは,
送付書-1(カバーページ),
振込銀行等調書,
研究遂行経費に関する調書,
扶養控除等申告書,の 4 つ.
退職証明書及び源泉徴収票は,「次回提出」にチェック.
念のため,「提出可能時期を,4/5 提出時にご連絡します」と書き添える.
-
振込銀行は,たまたま統合時期に当たるのでどうしたもんだかと思ったが,
統合後の銀行名・支店名にした(店番号等はウェブでわかった).
-
研究遂行経費に関する調書は,
「研究奨励金のうち 3 割を研究遂行経費(すなわち非課税扱い)とする」
ことを希望するかしないかを申し出るもの.
研究遂行経費は年度末にリストアップして提出しなくてはならないのだが,
3 割に満たなければ満たない分だけが改めて課税されると書かれているので,
あまり深く考えずに希望しておく.
-
扶養控除等申告書は,普通.
2002/03/15
-
TA と RA の振込通知が来たので,教務にお願いに行ってみる.
理学系(RA)と工学系(TA) のそれぞれに対する,
退職証明書と源泉徴収票の証明書交付願(計 4 枚) を書く.
RA の方は任期が 2 月いっぱいなので特に問題なさそうなのだが,
TA の方は 3/22 までが任期なので,どうなるかわからない.
D3 になって採用期間が始まった.
始まったはずなのだが,採用手続き書類はこれから送るのである:-)
2002/04/02
-
源泉徴収票・退職証明書が揃ったので,4/5 〆切分の採用手続書類を送る.
出したのは,送付書-2(カバーページ),在学証明書,育英会の辞退願の写し,
源泉徴収票と退職証明書.
- 在学証明書は 4 月の日付が入ったものの原本が必要.
列品館の自動交付機ですぐ取得できる.
- 育英会の辞退届は 2/27 に提出したもののコピー.
- 源泉徴収票・退職証明書は,3/15 に申請したもの各 2 枚ずつ.
ばらばらに送られて来た.
ちなみに,任期が 3/22 になっている工学系の方が遅いかと思っていたら,
遅いのは理学系の方だった.
- A4 じゃないものがある場合は,
A4 の紙に貼って出さなければいけないらしい.
源泉徴収票がこれに該当する.
各書類の右肩には,
採用年度(平成 14 年度),資格(DC2),系別(数物),受付番号(07851)
を記入しなくてはならないらしい.これがわりと面倒くさい.
2002/04/29
-
学内便で,育英会の返還手続書類が届く
(ただしこの日は休日なので,ポストに届いていたのは前週末なのだろう).
5/23 までに借用証書を出さなくてはならない.
引続き在学するので,在学届を出す必要がある.
リレー口座は申し込んではいけない.
-
借用証書に書かれているのは博士課程の 2 年間分の額なので,
修士の分は修士の分ということらしい.
2002/05/01
-
平成 14 年度の科研費補助金(特別研究員奨励費)の内定通知が届く.
全額そのままで通っているようだ.
交付申請書の提出期限は 5/7 の 17:00.
2002/05/07
-
科研費補助金の交付申請書を教務室に提出.
金額に変更がないので,
研究計画調書に書いた目的と計画をそのまま写す
(記入要領には,
備品購入の時期などを考慮しろみたいなことが書いてあるが,
さっくり無視).
金額も変更なし.
-
一式で 50 万を超える備品は,
品名や仕様,納入時期などを書けとなっているが,
今回はそういうものがないので,
具体的な品名とかは一切書かずに済んだ.
-
それから,
「各支出費目の明細についても作成し,研究機関事務局で保管すること」
とか書かれていたので,
計画調書の該当部分だけコピーして教務室に持って行ったのだが,
別に要らなさそうな感じだった
(せっかく作ったので一応預ってもらったが).
2002/05/20
-
出張から帰ってくると,
机の上に正式採用の通知が届いている.
日付は 平成14年4月30日,
って届くの時間かかりすぎなんですけど?
2002/05/22
-
育英会に借用証書と在学届を提出.
工学系の大学院掛で在学届に研究科長の印をもらった上で,
学生部に提出.
在学届の「在学年数」は残りの年数である点に注意(間違えた).
2002/07/15
2002/09/02
-
「海外における研究活動に関する注意事項」とかいうものが送られて来る.
最近のスパイ騒ぎを受けてまとめたものらしい.
読み流す(ぉ.
2002/10/25
-
所得税関連の書類(年末調整用)が届く.
11/8 必着で送れとのこと.
2002/11/07
-
予備審査も終わって精神的に余裕が出来たので,
所得税関連書類を送る.
-
送ったのは,
「平成15年分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」だけ.
名前とか住所とかだけ書いて送る.
保険控除のを送ってもよかったんだけど,
計算するの面倒くさいのでパス.
来年確定申告しよう.
2002/12/16
-
「平成14年度科学研究費補助金の補助条件の一部変更について」
とかいうのが届く.
報告書の提出期限が 4/10 から 4/25 に変更になる.
要するに延びているので何の問題もないのだが,
「不服がある場合の取り下げ期限は 12/12」とか書かれている.
過ぎてんじゃん.
2003/01/2x
-
「平成14年度科研費補助金及び未来開拓学術研究費補助金収支簿(仮)の送付について」
ということで,12月末までの収支簿が届く.
1/20 現在の教務室用の収支簿も添付されている.
補助金は 2 月中に執行済となるように注意しろ,とのこと.
2003/01/2x
-
「平成14年度分研究奨励金の年末調整等について」ということで,
源泉徴収票が送られて来る.
2003/01/29
-
教務室からのメールが転送されて来て,
科研費の伝票の受付〆切は 2/17 とのこと.
2003/02/12
-
指導教官 I 先生から(秘書さんを経由して),
「科研費補助金(特別研究員奨励費) 継続確認書」というのが届く.
「補助金の継続が内約されている者は」提出しろ,とある.
-
実は今年度いっぱいで辞退することが決まっているので継続にならないので,
放っとけばいいのだろう,と解釈した.
しかしこれは大間違いだったのだ.
2003/02/13
-
教務室から科研費の継続確認書の件で電話が来る.
あれ? 必要ないんでは? と思ってよくよく書類を見てみると,
「平成15年度継続希望」という欄があって,
有・無に○をつけさせるようになっている…
「こ,これって〆切いつですか?」
「あのう…,昨日なんですけど…」
-
というわけで平謝り.
書類はちゃんと読まないとだめだ.
でも,〆切の記述ってどこにもなかったんですけど….
-
で,慌てて提出.
辞退の場合は理由を書く欄があって,
「常勤的な職への就職により特別研究員の辞退を予定しているため」
とか書いておく.
-
出してからもう一回電話が来て,
- 学振に辞退届はもう出しているか?
- 就職はいつするのか?
と聞かれる.前者には,まだだと答える.
後者には,よくわからないけど多分4月1日だと答える
(この時点で「よくわからない」のもどうかと思うが).
-
別件で,
研究室ポストに「科研費補助金の実績報告書の提出について」
なるものが届いている.
提出期限は 3/19.
他に見落としてる書類ないだろうなあ,
とよく読んでみたけど,これだけで良さげ.
2003/02/25
-
辞退届を用意する.辞退理由を書く欄がある.
選択式になっていて「(1) 就職のため」が当てはまる.
就職先を書く欄の他に
- (常勤・非常勤・ポスドクフェロー)
- (研究職・非研究職)
なる選択欄がある.うーむ,常勤のポスドクの場合は,
常勤とポスドク両方に丸をつければいいのかな?
とりあえずそうしておいた.
-
研究指導者と研究機関長の承認(名前と印)が必要となる.
研究機関長の方はどうしたらいいか分からなかったので,
工学系事務に行って聞いてみると,
各専攻の教務を通してもらうことになっていると言われる.
で,計数教務室に持って行ってお願いする.
「じゃあお預りして,後で工学系事務でもらって来ます」
と言われる.
いやー,そこさっき行って来たんですけど.
-
なんか無意味にに教務室の仕事を増やしているようで,
申し訳ない気がしないでもない.
大学に限らないと思うけど,こういうのってもっと効率化の余地あるよね.
まあそんなのにも慣れたよ.
-
「中途辞退の場合は事前に電話連絡しろ」とあるので,
午前中に学術振興会に電話する.
担当者がいないので 4 時過ぎにまたかけてくれと言われる.
4 時にもう一回かけると担当者に直接つながって,
辞退日とか就職先とか職種とか一通り聞かれる.
-
で,最後に電話を切る瞬間に
「おめでとうございます」とか言われてしまって,
しどろもどろになる(ぉ.
そうか,学振やめるのっておめでたいことだったのか.
知らなかった.
2003/02/27
-
辞退届に研究科長の印が押されて戻って来る.
すぐに速達で送る.
結局ぎりぎりになってしまった.
2003/03/12
-
確定申告.
学振の研究奨励金の他に,
1〜3月のバイト分とか某賞金とかが雑収入として入って来ていたので,
ひっくるめて申請する
(あと保険関係とか,年末調整のときに申請しなかったものもここで申告).
-
一箇所だけ,誤解しやすい点を指摘しておこう.
それは「研究奨励金の3割を研究遂行経費として取扱うこと」
を希望していた場合に何が起こるかという点だ.
ここでいう「研究遂行経費」は,
所得税の計算でお馴染み(?)の必要経費とは意味が違うのだ.
名前が違うんだから違って当然じゃねーか,と言われるかも知れないが,
私はこの両者を激しく混同していた.
-
通常,例えば原稿料や謝金報酬などの雑所得の場合,
収入から必要経費を差し引いたものが所得となり,
それに対して課税される.
-
これに対して,学振で研究遂行経費扱いを希望した場合,
研究奨励金として支給される 205,000/月 のうち,
3 割はそもそも「収入ではない」として計算される.
給料と,給料ではない研究遂行のために必要となる経費が,
一緒に口座振込されていた,という扱いになるのだ.
もっと具体的に書くと,
3 割引いた額しか源泉徴収票の支払金額欄に書かれていないわけである
(というか,源泉徴収票をよーく見て初めて理解した).
-
というわけで,この辺の事情をよく理解しておかないと
いざ確定申告書に記入しようとしたときにわけがわからなくなるので注意だ
(結論としては,
何も考えずに源泉徴収票の通りに記入しとけばいいだけなのだが,
深く考え出すとはまる).
-
これだけだとよく分からない気がするので,
もうちょっと詳しい説明を
FAQ の方に書いてみました.
2003/03/19
-
科研費補助金の実績報告書を提出.
で,せこせこと切り貼りして作り終わった後で,
実は
様式ファイルが配布されていたことを知る.ぐはー.
まあ大した手間じゃないからいいんですけど.
-
研究実績を 600〜800 字(図の使用は不可).
キーワード 8 個.
研究発表は,雑誌論文と図書,工業所有権を書く欄がある.
雑誌論文に口頭発表の予稿とかは含まれるのか,
といった辺りが激しく謎で,
周囲に聞いても判然としないのだが,
そもそも全部書くのも面倒だし欄もあまり沢山用意されてないので,
雑誌と国際会議だけ書いといた.
4 部コピーして提出.
2003/03/24
-
「平成15年度4月期の提出書類について」が届く.
研究報告書と研究遂行経費の支出報告書を,
4/1〜4/20 の間に出せ,らしい.
ただし,中途辞退の場合は辞退日から 10 日以内とされている.
とうわけで 4/10 までか.
-
ちょっと気になる記述があって,
支出報告書は
「期日までに提出されない場合及び研究遂行経費の使用額が研究奨励金の3割に満たない場合は,全額又は差額に対して課税され,所得税が後日追徴されます」らしい.
この「追徴」がちょっと気になる.
おそらく未使用額については,
新たに平成15年に給与として与えられて 10% 源泉徴収される,
と扱うしかなくて,
追加徴収という仕組みにはなり得ないと思うのだが.
-
よく分からんけど,この「追徴」はあまり正確ではなくて,
源泉徴収票が新たに発行されるか,
あるいは 1〜3 月の分の源泉徴収票に取り込まれていて,
取られすぎの 10% は 2003 年の年末調整
(あるいは 2003 年分の確定申告)
で取り戻せるのだろうと解釈した.あまり根拠はないけど.
ここ以降は,既に任期が切れた後(辞退後)であり,
既に博士課程を修了している.
2003/04/07
-
研究報告書と研究遂行経費支出報告書を提出.
研究報告書の方は,
科研費の報告書の切り貼りでよいと明記されているので,
特に新たに書く内容はない.
様式ファイルは探した限りは見つからなかった.
-
支出内容は,
- 学会関係経費 (会費とか)
- 各種研究集会等への参加費 (旅費とか)
- 学術調査にかかる経費 (学会以外の旅費とか?)
- 自宅での研究に必要な経費 (本,通信,文具とか)
- 交通費 (通学の分)
に分類して書く.
書き方のサンプルは一応しおりについているので,それに習って書く.
-
どちらも受入研究者の捺印が必要なので,秘書さんに預ける.
朝渡しておいて,午後には戻って来たので,その日のうちに速達で送った.
2003/04/09
-
科研費補助金の収支簿が学内便で届いていた.特にすることはなし.
2003/05/2x
-
辞退届が承認されたという通知が届く.特にすることはなし.
-
また,1〜3月分の源泉徴収票が送られて来る.
これには,研究遂行経費分についての調整は含まれていなかった.
2003/06/04
-
就職活動のために,
特別研究員採用証明書が必要になったので,
依頼してみる.
手引きについている「様式10」を使う.
ちょっと急ぐので,
速達用の切手を貼った返信用封筒を同封して,速達で送る.
2003/06/10
-
大学午前着の便で特別研究員採用証明書が届く.
消印を見ると,
6/9(月) の午後投函で 6/10(火) の朝に本郷局に届いている.
えーと,6/5(木) には学振に届いていたと思うのだが,
結構時間かかるのね.
(当初の目的に微妙に間に合わなかったのはひみつだ)
2003/06/1x
-
「研究遂行経費に係る源泉徴収について」(6/9 付) が自宅宛に届く.
3 割に満たない分の 10% を 6/20 までに指定口座に振込めという内容.
-
余談だが,ちなみにその額というのが,
この 3 月に確定申告した還付額とほぼ同額である:-)
これってちゃんと源泉徴収票出るんですよね?
2003/07/1x
-
源泉徴収票が送られて来る.
研究遂行経費として差し引かれていた 3 割分のうち,
実際に使用しなかった分が,平成15年の支払金額として扱われている.
そしてその 10% が源泉徴収されている.
仮説は正しかったようだ.ひと安心.
-
ちなみにこの支払金額の種別は「賞与」になっていた.
これが私の人生で初のボーナスである.うれしくねー.
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Shingo W. Kagami:
swk _at_ kagami.org