何だか中途半端に開示されててかえって欲求不満なんだけど….ISSCC を待てってことか.64ビット Power コア + 複数の浮動小数点コアによるマルチコア / マルチスレッドアーキテクチャ.
この書きかただと,Power は 1 個だけなのかな? 浮動小数点コアって呼んでいるものの中には Streaming Processing Unit とかいうのがあって, Fully Pipelined Embeded SRAM なんてのが入っているようだ.ちなみに以前の報道によると,浮動小数点性能は 1 TFLOPS とか言ってるらしい.
メモリバンド幅も売りの一つで,リリースに数字は出てないけど,Rambus XDR DRAM なので 12.8GB/s か.
他の特徴のうち,複数 OS の同時実行ってのはちょっと興味ある. ほかには,フレキシブルな I/O(?),リアルタイムリソース管理システム(?),ハードウェアレベルのセキュリティサポート(?) など謎だらけ.
主軸になる論文は ISSCC の 10.2. ``Design and Implementation of a First-Generation CELL Processor'' 他 3 件 (Rambus のも入れると 4 件?)
最終更新時間: 2009-01-04 15:31