ハードウェア的なインフラが整備されても,複数のプロセッサで走らせることを想定したソフトウェアライセンスが浸透していないから困っちゃうという話.
これってグリッドに限らんよな.場所に応じて複数台の PC を使い分けるの (例えば職場と自宅にそれぞれデスクトップ,出先用にノートとか) はごく普通のことなのに.各マシンごとに全く同じ金額を払って買うのは馬鹿馬鹿しい.こういう辺りが改善されて,ソフトウェアの「適正価格っぽさ」が実感できるようになれば,違法コピーって自然と減るんじゃないのかなあってのは楽観的過ぎますか?
商用ソフトウェア業界も音楽ソフト業界も,もう少し「北風と太陽」な視点があってもいいんじゃないかと思う.実際,北風をがんがん吹かせた戦略 (= コピーコントロール CD) はうまく行かなかったでしょ?
最終更新時間: 2009-01-04 15:31