この話,一言書かずにはいられないのだけど,あまりフェアな立場で書ける気がしない.私自身,「5×3」と書いて × をつけられてショックを受けた記憶が鮮明に残っているからだ.(というか,この話に噛みついている人の大多数がそうだったりするんじゃなかろうか)
元記事に書かれている「教育的配慮」は今となってはよく理解できるのだけど,当時は理不尽だという思いだけが残った.
たぶん,本質的な問題は以下の点に集約される:
小学校の先生方におかれてましては,「よくわかっちゃっている子」がテストで × をつけられて受けるショックのことについても是非ご配慮頂ければ幸いです.
当時どういう風に自分を納得させただろうかと思い返すと,漢字の送りがなとか書き順とかと同じように「そういうルールなんだからしかたないんだなあ」くらいに考えたような気がするので,それで特に算数嫌いになったわけでも,先生が嫌いになったわけでもないのは幸いだったかも.
似たような話は他の教科にもあって,例えば以前 [2006-08-17-1] 理科の話を書いた.これも「電波とか電気信号とかは瞬時に伝わることを理解させる」みたいな指導要領があるのでしょうか.
最終更新時間: 2011-03-19 10:43