2012 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2011 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2010 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2009 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2008 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2007 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2006 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2005 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2004 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2003 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2002 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2001 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2000 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
1999 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
1998 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
1997 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
1996 : 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
…当たった.
ハガキ送ってみるか.
目次はこちら [2010-01-22-1].
GUI で作業しているときに急に CUI に移りたくなる場合や,あるいはその逆の場合がちょくちょくある.そのための手段を仕込んでおく.
まず GUI → CUI の方.基本的には,GUI で開いているフォルダをカレントディレクトリとしたシェルを起動できればよいだけなのだけど,せっかくなので既に起動している screen の中に開きたい.
というわけで,まめFile [2010-01-30-1] に以下のようなクイックランチャを登録しておく:
new_screen.sh [この記事の公開時の版] [最新版] は, /usr/bin/screen を -X オプション付で実行することで,起動中の screen セッションにコマンドを送りつける.指定されているコマンドは eval "chdir $PWD" screen "chdir $HOME",つまり eval に続く 3 つのコマンドを順に実行することになる.
chdir コマンドによって まめFile で開いていたフォルダ ($PWD として受け取れる) をカレントディレクトリとし,次の screen コマンドで新しいウィンドウを開く.この時点で当初の目的はとりあえず果たせたのだが,このままだとこの screen セッション自体のカレントディレクトリが変わったままになってしまう.つまり次に screen 上で新しいウィンドウを開く操作をしたときに,いま開いたディレクトリになってしまう.それでは困るので,再び chdir コマンドで $HOME に戻しておく.「戻しておく」といっても元々 $HOME にいたと信じる根拠はどこにもないのだが,私自身は普段 screen を $HOME 以外で動かすことがないので,とりあえずこれで困らない.
で,これで終わってもよいのだが,screen の動いている putty を前面にポップアップさせるために winactivate.vbs [この記事の公開時の版] [最新版] を呼んでいる.
蛇足だけどちょっとしたミソなのは,起動コマンドが sh.exe ではなく run.exe である点.普通に sh.exe (= bash.exe) とか zsh.exe を起動してしまうとコマンドプロンプトのウィンドウ (いわゆる DOS 窓) が一瞬開いてしまって鬱陶しい.run.exe でそれを回避できる.
以上の方法は まめFile に限らず,run.exe を起動フォルダを指定しながら引数つきで実行できさえすればよいので,他の多くのファイラ (というかファイラに限らず任意のソフトウェア) にも適用できるんではないかと思う.
CUI → GUI の方はそれほどややこしくない.まめFile 自身に,外部アプリケーションからタブを開くための MameFile5.exe が付属してくるので,それを使えばよいというだけの話.強いて挙げるなら,Cygwin で指定したディレクトリを Windows のパス名に変換するために cygpath をかますところがミソかな.
mamefile [この記事の公開時の版] [最新版] のようなスクリプトを,Cygwin 上のシェルからパスの通った場所に置いておく.
% mamefile some/dir
とかすれば,起動中の まめFile の新タブとして開かれる.引数を指定しなければ,新しいまめFile が起動する.
* [asJepfjpa2i] <a href=http... (2016-08-03 23:24:38)
目次はこちら [2010-01-22-1].
UNIX 出身だというと,さぞコマンドばっかり打ち込んでいることだろう思われがちなのだけど,そんなこともなくて GUI も普通に使います.いや,まあ普通よりはコマンドインタフェースに偏っているのは否定しませんが.
というわけで GUI ファイラの話.いわゆるタブ型ファイラをいろいろ試してみた結果, まめFile5 を使うことに落ち着いた.
落ち着いた決め手は何だったのかと考えると フォルダと通常ファイルを区別せずにソートできる という一点に尽きる.もともと,コマンドラインでファイル操作する場合でも ls -trl とか多用しまくる [2006-09-27-1] 人だし,ファイル名も 20100130_xxx_report.ppt てな風に日付で始めて時系列順に並べたがる人なので,この点はものすごく重要なのである.
実を言うと,それ以外の点は正直あまり満足していないというか,全体的な使い勝手としては X-Finder あたりの方が個人的な好みには合っているのだが,この点だけはどうしても譲れないので仕方がなかった.
と,のっけからネガティブな流れなのだが,気を取り直して設定メモ.以下は Ver.5.52 の場合.
インストール時の選択肢:
設定:
設定 - 表示設定:
設定 - オプション - リスト表示:
設定 - オプション - 動作1:
設定 - オプション - 動作2:
設定 - オプション - コンテキストメニュー に以下を追加:
設定 - オプション - キー割り当て:
設定 - オプション - マウス:
表示 - ツリー幅の一括設定:
クイックランチャをうまく使うと,他のソフトウェアとの連携がしやすくなる.今のところ以下のようなものが登録されている.各詳細については機会があれば語ることにする.
* [asJepm3z3zk] <a href=http... (2016-12-02 15:49:30)
* [asJepwb649d] <a href=http... (2016-11-04 21:24:58)
* [asJepsca6hg] <a href=http... (2016-06-07 17:21:25)
* [asJepb1l2m5] <a href=http... (2016-04-13 17:08:46)
* [Angela] Cretead the greatest articles, you have.... (2013-03-23 03:46:25)
目次はこちら [2010-01-22-1].
ノート PC を外部ディスプレイにつないでデュアルモニタ環境に切替えるためには,普通は
てな操作をすると思うが,正直面倒だ.もっと楽をしよう.zsh と VBScript を組み合わせることにする.
disp/toggle_dualdisp.vbs [この記事の公開時の版] [最新版] のような VBScript を ~/lib に置いておく.
.zshrc.cygwin [この記事の公開時の版] [最新版] で dualdisp_on,dualdisp_off という alias を定義しておく.要は,上の VBScript に引数 on または off を与えながら,wscript コマンドで実行するだけ.
「dual」くらいまで打ってから Ctrl+P でコマンド履歴をたぐって dualdisp_on または dualdisp_off を実行.画面のプロパティの設定タブが開き,必要な操作が済んで後は OK するだけの状態になる.Enter キーを押せばディスプレイ設定が切り替わる.(Enter も自動化できるけど,画面位置を微調整したい場合があるので,ここは手動で)
本当は,on すべきか off すべきかの判定も自動化したい. toggle_dualdisp.vbs の前半のコメントアウトされたコードがそために試行錯誤した残骸なのだけど,うまくいったりいかなかったりするので放置中.
その他,単に画面のプロパティの設定タブを開きたいだけのときは
% control desk.cpl ,4 &
とか実行する.覚えにくいので alias を設定してもよいかもしれない.
目次はこちら [2010-01-22-1].
zsh + screen の組合せが強力なことはあちこちで語り尽くされているので,前置きは抜きにして淡々と設定ファイルを晒しつつ,特記すべきもののみ言及することにする.
.zshrc [この記事の公開時の版] [最新版]
LS_COLORS の色が標準的でないのは,個人的な歴史事情によるものなのでスルーで.
cygwin 環境で ls に --show-control-chars をつけているのは,日本語ファイル名を表示するため.ただし端末を Shift JIS 設定にしておく必要がある.
左プロンプト (PROMPT) の設定がごちゃごちゃして見えるのは,エスケープシーケンスを出して色を変えているからで,表示内容自体はシンプルに「ホスト名 + %」としている.
右プロンプト (RPROMPT) にはカレントディレクトリを表示させている.ただし普通に RPROMPT='[%~]' とかすると日本語が化けてしまう.日本語のフォルダ名なんか使うのが悪いという指摘は至極もっともなのだが,大人には巻かれざるを得ない長い物がいっぱいあるのだ.で,どうするかというと,実は precmd() の中で自前で RPROMPT=$PWD などとセットしてやれば OK.
ここで欲を出して「やっぱり $HOME の部分は ~ って表示したいよね」とか思い始めるとちょっとややこしくなる.いや,普通に考えれば何もややこしくなくて,単に sed とかを通してやればよい.話をややこしくするのは「Cygwin の遅さ」である.プロンプトを表示する度に新規プロセスを起動すると,軽くイラッとする程度には反応が遅くなる.というわけで外部コマンドは呼ばず,zsh 内部の変数展開の小技を駆使するのがよい.
ついでなので,「ホスト名の先頭3文字:ディレクトリ名」をエスケープシーケンス付で出力しておく.これは screen の hardstatus 行で使われる.
「ん? その辺の文字列が更新されるのはカレントディレクトリが変わったときだけなんだから,precmd() じゃなく chpwd() の中でセットする方が効率いいんじゃね?」と注意深い読者は思われたかもしれないが,実は chpwd() ではうまくいかないケースがあるのだ.どううまくいかないかは宿題とします.
.screenrc [この記事の公開時の版] [最新版]
エスケープキーは Ctrl+T にしている.
hardstatus には,上に書いたように zsh の precmd() と組み合わせてホスト名とディレクトリ名を表示するようにしている.
window 分割のキーバインドは Emacs 風.
端末文字コードは,Ctrl+T e u で UTF-8 に変更.同様に,最後の u の代わりに e, s, j とするとそれぞれ EUC-JP,Shift JIS,ISO-2022-JP となる.
.zshrc.cygwin [この記事の公開時の版] [最新版]
Cygwin 環境のときにのみ,.zshrc の中から呼び出される.
まあだいたい見てもらった通りなのだけど,alias を設定しまくって,例えば excel と打てば MS Excel が,firefox と打てば Firefox が起動するようになっている.c:/WINDOWS とか c:/WINDOWS/system32 とかにも適宜 path を通しているので,notepad (メモ帳) とか mspaint (ペイント) とか control (コントロールパネル) とかも起動できる.zsh のコマンド履歴・コマンド補完の力がここに加わるお蔭で,強力なランチャソフトウェアとして使用できることになる.
最後に方にはやや変態的な alias が並んでいる.追い追い説明することにする.(追記: 一部書いた [2010-01-24-1])
基本的な使い方としては,CygTerm - Putty を立ち上げたらすぐに
% ssh-agent screen
して,その中で ssh-add する.他のマシンにログインするときは,適当な window 内で
% screen ssh hostname.example.com
とかして新しい window を開くようにする.入力が面倒そうに見えるかも知れないが,だいたい「scr」辺りまで打ってから Ctrl+P でコマンド履歴をたぐればよいだけなので全く問題ない.
他には,ホットキーで Cygwin のウィンドウにすぐ移れるようになってたりとか,ファイラで指定したフォルダを screen の window として開いたりとか [2010-01-31-1],Windows 環境ならではの小技はいろいろあるのだけど,まあその辺も追い追い語ることにする.
* [asJepw5pzb7] <a href=http... (2016-04-11 11:37:07)
* [Paul] You\'re a real deep tihkner. Thanks for ... (2012-12-31 04:10:37)
目次はこちら [2010-01-22-1].
そもそも私の Windows 全面移行を現実のものとしたのは Cygwin の存在だといっても過言ではない.というわけで,まず Cygwin まわりの環境から書き始めてみる.
Cygwin が強力だと思うのは,Windows のアプリケーションやファイル,サービスを直接操作できる点だ.Windows コマンドの出力を grep と sort と uniq に流し込んだり,シェルで for 文を回しながら Windows コマンドを走らせたり,シェルスクリプトの中から VBScript を呼んだり,そういうことが普通にできる.逆にいうと,そういうことをしないのであれば VMware なり coLinux なりを使えばよいし,その方がスマートだと思う.
Cygwin を使い始めてまず辟易するのは,標準の端末ソフトウェア (コマンドプロンプト端末?) がお話にならないくらい使いにくい点である.こんな端末は即捨てるに限る.
さてどうするかというと,いくつか選択肢があるのだけど,結局 CygTerm + Putty に落ち着いた.その他に検討した,あるいは実際にしばらく使ってみた選択肢は以下の通り.
というわけで CygTerm.まず Cygwin と Putty日本語版は普通に入れておく.
Cygwin 上で CygTerm を make して,cygterm.exe と cygterm.cfg を同じフォルダ ($HOME/bin) に置く. cygterm.cfg の内容は以下の通り.
Putty 側もいろいろ設定したけど忘れた.ここを参考にしたと思う.
あとは cygterm.exe を実行すればよいのだけど,そのままだと起動時のディレクトリが cygterm.exe のある場所になってしまう.cygterm.exe へのショートカットを作って,そのプロパティの「作業フォルダ」をホームディレクトリに変えておく.ショートカットはどこに置いてもよいのだが,クイック起動に入れてある.
オフィスの机の上の計算機環境は,頑なに UNIX を使っていた学生時代から始まり,デュアルブートやら仮想マシンやら何やらを駆使して Windows / UNIX を両使いする生活を経て,2年ほど前からついに Windows の動くノート PC 1台のみで済ますようになった (もちろんサーバ類や実験関係は除く).
UNIX で育った人間にとっては素の Windows ほど使えないものはないので,いろいろと手を入れる必要があって大変なのだけど,やってみるとまあ何とかなるものだ.移行の結果わかったことは,私にとって重要だったのは UNIX 環境の UI であって,カーネルではなかったらしいということだ.
というわけで,次にセットアップするとき用のメモも兼ねて,各種ソフトウェアの環境設定などについて,気が向いた範囲で気が向いた順に,覚書きを残しておくことにする.かなり偏った環境なので,他の誰かにとって役に立つかどうかは定かではない.つうか,次にノートPCを変えるときはさすがに Windows XP じゃないような気もするので,自分の役に立つかどうかすら定かではない.
この記事は目次の役目をします.気が向くたびに別記事として書いて,リンクを張っていきます.
マシン / OS:
(追記: 2011年秋以降は,Let'snote CF-S10,Windows 7 に移行済み.しばらく双方に関する記述が入り乱れます.そのうち統一予定)
* [asJeptzr1g3] <a href=http... (2016-11-25 17:41:17)
海外出張に持っていくものリストをまとめておこうと思う.個人的にここ数年メンテナンスし続けているリストで,まあまあ収束してきたかなと思う.基本的に自分用だが,以下の条件に当てはまる人には役立つかも知れない.
あくまで出張のためのリストであり,かつ職業柄,国際会議 (学会) に出席する場合に特化している点に注意.遊びに行く場合の必要物については,他によくまとまったウェブサイトがいっぱいあるのでそちらを当たってください.また,渡航先が極端に寒かったり暑かったりする場合は別途よく考える必要があるでしょう.ユースホステルとかに泊まるような旅は経験がないので知りません.
女性の場合はこのリストでは足りないものがいっぱいあると思うけど,適宜補って考えてもらえれば,全く役に立たないこともないかも知れない.実際,女性の同僚にこのリスト (の前身) を見せて,役に立ちましたといわれたことがあります.
旅行慣れしている人の荷物は,驚くほど小さかったりする.そういう人にはそういう人なりのノウハウがあると思うのだけど,このリストはそっち方向には走らず,普通の人が普通に不便を感じずに旅行できる程度を目指している.とはいえ,ここにあるものをほぼ全部引っくるめても (個々のモノをうまく選んで効率よくパッキングすれば) 機内持込み可能なキャリーケース + 手回り品用のトートバッグ各1個くらいには十分に収まります.
○印は,私自身がまず確実に持っていくもの.△印は,状況依存,あるいは昔は持って行ったけど最近はほとんど持っていかないものなど.
○ | スーツケース・キャリーケース |
△ | スーツケースベルト |
○ | 手回り品バッグ |
スーツケースを預ける場合はベルトを巻くようにしている.壊れて閉まらなくなったりした場合のためと,見つけやすくするため.
手回り品バッグは,個人的にはなかなか理想的なものが見つからなくて困っている.移動中は,スーツケースのキャリーバー (キャリーハンドル) に装着できると便利だ.一方,現地の街中を歩き回るときは,あまり旅行者っぽくない見た目が防犯上望ましい.この2つを同時に満たすのがなかなか難しい.最近こんなのを試しているが,さすがにもう少し頑丈なのがよいなあというのが現時点の感想. (2010-11-15 追記: 最近は UNIQLO×DIME のトートバッグを使用中.なかなか良い)
○ | スーツ上 (またはジャケット) |
△ | スーツ下 |
○ | ベルト |
○ | ネクタイ |
○ | ドレスシャツ |
○ | カジュアルシャツ |
○ | カジュアルパンツ |
○ | 靴 |
用務にスーツが必要な場合とそうでない場合で大きく分かれる.国際会議だと,分野によって,ほとんどスーツの場合,スーツとカジュアル半々だが日本人学生はだいたいスーツの場合,スーツなんか着ちゃうと逆に浮いちゃう場合などとマチマチである.事前によく調べておく.
スーツを持たない場合も,だいたいジャケットは持って行って,いざというときにネクタイくらいは締められるようにはしておくのが無難かも (アフターファイブ的な意味で).
カジュアルパンツを1本で済ますのか複数持って行くかは悩むところである.不測の事態に備えて,かろうじて人前に出られる服装が2揃いあるのが安全とはいえる.ので,スーツを着ないときは,カジュアルパンツを2本持って行ったりすることが多い (荷物に余裕があるなら).
スーツやジャケットは持ち運ぶとかさばるので,最近はだいたい着たまま飛行機に乗るようにしている (機内で脱ぐけど).
靴はかさばるので,1週間程度であればできれば一足 (履いていくものだけ) で済ませてしまいたい.スニーカにすることが多いが,問題はスーツを着る必要がある場合だ.スーツにもカジュアルにもかろうじて合わせられそうなものというつもりで,サイドゴアブーツなんかを履いていったりするけど,実際のところどうなんだろう.ファッションセンスゼロなのでよくわからない.
○ | Tシャツ・靴下・パンツ ×各3 |
△ | パジャマ (の代用になるもの) |
△ | 薄手セーター |
△ | ウインドブレーカ |
△ | コート・手袋 |
○ | 折りたたみ傘 |
案外かさばるのが下着類.日数分持って行ったりすると,荷物の大半が下着ということになってしまいかねない.最近はだいたい,現在着ているものプラス2着ずつだけ持つようにして洗濯をすることにしている.「プラス2着」の根拠は,洗濯物が1日で乾かない場合やその他不測の事態に備えて,ということなので,移動の関係で洗濯物を干せない日がある場合などは,最大何着必要かよく考えておく.
その他の服は必要に応じて持って行く.私は1人部屋の場合はパジャマは持って行かないことが多い (下着のまま寝る).部屋をシェアする場合は同行人に配慮して下だけ持って行く.「完全にパジャマ」だと汎用性が低いので,スウェットとかが便利かも.
○ | 携帯スリッパ |
○ | 衣類袋 x 2 |
○ | 衣類圧縮袋 |
△ | スポーツタオル |
ホテルにはスリッパの用意はほとんどないと考えるのがよい.機内でもスリッパに履き替えたい場合は手回り品に入れておく.
衣類を入れる袋は,着用前,着用後用に少なくとも2つは持って行く.かさばらない範囲で多めにあるとまあ便利か.
衣類圧縮袋はとても便利である.行きに荷物に余裕があったときでも,帰りにはだいたい荷物は増えるので着終わった服を圧縮したくなる.
ある程度以上のホテルに宿泊する場合,タオルが用意されていないケースはほとんどない.ただし,ドライヤがないことは割とよくあるので,吸水性の高いスポーツタオルか何かを持っておくと便利だ (ホテルのタオルの吸水性が高いとは限らない).部屋にドライヤがあることがあらかじめわかっているのであれば持って行かないこともある.
○ | ヒゲ剃り |
○ | eneloop充電器 |
○ | 物干しロープ |
○ | ハンガー |
○ | 歯ブラシ |
ヒゲ剃りはホテルには用意がないか,あってもショボいことがほとんどなので,持って行くようにしている.電源の確保に注意したい.私は乾電池駆動のもの にeneloopを入れている.USB給電のeneloop充電器も一緒に持って行く.まあ1週間程度ならだいたい充電不要なのだけど念のため.
ヒゲ剃りに限らず,持って行く電化製品のそれぞれについて,電源の確保を考えておくことは重要だ.考えるべきことは電源プラグの形状とAC電圧である.私は,ノートPC 以外のすべてはUSB経由で給電可能なようにしている.だいたいのノートPC は240 Vまで対応しているので,電圧について考える必要がなくなる.特殊事例だが,出先でカメラのバッテリ残量が心許なくなったときに,移動中のバスの中でノートPCから電力委譲なんて芸当をしたこともある.
既に書いたように洗濯を前提として着替えの量を減らすためには,物干しロープは必須である.洗濯ばさみの不要なものが便利だ.ロープをどこに張るべきかいつも悩むのだけど,それはまた別問題.
Tシャツを干すときはハンガーがあるとよい.が,ホテルの部屋にある木製のハンガーだと重すぎてゴム製のロープがでろーんとなってしまう.なので,空気でふくらませる物干しハンガーを持って行くことにしている.
歯ブラシは,欧米だとホテルには用意されてないことが多いように思う.
○ | 液体用の透明袋 |
○ | 歯みがき |
○ | シャンプー |
○ | ボディソープ |
○ | 洗濯洗剤 |
○ | 除菌・消臭剤 |
機内に持ち込む場合,液体は 100 ml 以内の容器に入れて,ziplocタイプのビニール袋 (縦 + 横 が 400 mm 以内) に入れる.カバンから取り出しやすいところに入れておく.内容について英語で説明できるようにしておく (自信がない場合は英語のラベルを貼っておく).
シャンプー,ボディソープ,石鹸の類は,ホテルに用意されていないことは珍しい.なので持って行く必要はまずないのだけど念のため.上にも書いたが歯みがきは持って行く方がよいと思う.
洗濯洗剤は,旅行用として売っているものが,水の硬軟によらず使えてよい.
その他に便利なのが,除菌・消臭剤である.以前,雨に降られてスニーカーがびしょ濡れになってしまい,生乾きのまま履いて歩いていたら異臭を放って困ってしまったことがあった.スーパーでファブリーズを探して買ったのはいいのだが,1リットルくらいのパッケージしかなくて,結局ほとんどの量を捨てて帰ってきた.それ以来,小さな容器に入れて持って行くことにしている.
○ | PC |
△ | PC予備バッテリ |
○ | PC用ACアダプタ |
○ | 電源プラグ変換アダプタ |
○ | USBメモリ等 |
△ | (ポスター発表なら) ポスター |
用務が学会発表なのであれば,この辺は (パスポートとクレジットカードの次くらいに) 最重要の物品である.発表に使うデータはUSBメモリ等にバックアップを取っておくのがよい.
ACアダプタや電源プラグ変換アダプタは,まさか忘れないだろうと思うかもしれないが,忘れたという話は案外よく聞く.私の前ボスはACアダプタのAC 側のコード (いわゆるメガネコード?) を忘れていた.現地の電器屋を探したが見つからなくて,結局普通のACコードをバラしてワニ口クリップでアダプタにつないでいた.危険なので良い子は真似しないように.
電源プラグの変換アダプタは複数形状対応のものを1つ持っておけば重宝する.変形方法はいつも忘れるので,印刷したものを持って行くようにしている.
持ち運びが一番厄介なのはポスターかも知れない.ポスター発表の場合これを紛失するわけにはいかないので,できるだけ預けたくない.細長い短冊状に切って丸めるくらいしか良い手が思いつかないな (追記: 実際に試してみた [2010-10-14-1]).布に印刷して畳んで持っていくという方法も聞いたことがあるけど,それはそれでかさばりそうな気がする.
○ | 国内用通信アダプタ |
△ | (PCに内蔵されてないなら) 有線/無線LANアダプタ |
△ | モデム変換アダプタ |
△ | 小型無線LANルータ |
PCの通信環境としては,最近は有線/無線LANにつなぐ用意さえしておけばとりあえず何とかなることが多い.昔はモデムの変換アダプタを用意したり,現地のダイアルアップ用電話番号を調べておいたりしたけど,最近はその辺はすっかりノープランである.
ホテルの部屋をシェアする場合で部屋に無線LANの用意がない場合は,小型の無線LANルータなんかがあると便利かもしれない.
国内用の通信アダプタ (私の場合,具体的には b-mobile) も,国内での移動時間や待ち時間に使いたくなるので普段通り持って行く.
○ | クリアフォルダ 数枚 |
○ | クリアファイル |
○ | 航空機・電車等チケット |
○ | 旅程表 |
○ | ホテル予約の控え等 |
○ | 学会参加登録の控え等 |
○ | ホテル・学会会場の住所のわかるもの |
△ | ホテル・学会会場の地図 |
△ | 会議プログラムのうち必要な部分を印刷したもの |
○ | パスポートのコピー |
○ | 旅行保険証書のコピー |
○ | クレジットカード裏面のコピー |
△ | 戸籍抄本,顔写真? |
持っておきたい書類等がいろいろあるので,クリアフォルダを数枚持って行くことにしている.それらがバラバラにならないように (そして内容物がこぼれ落ちないように),それらをまとめてファイルブックのようなものに入れておく.旅費精算に必要なチケット半券や領収書等も,それ専用のクリアフォルダにつっこんでおくと帰国してからの処理が楽だ.
ホテル予約や学会登録情報の控えを持っておくと,受付が少しスムーズになるかも知れない.意外と重要なのは,滞在先の住所を書いたものをすぐに取り出せるようにしておくことだ.入国書類に記入が必要な国が多いし (まあホテル名だけで十分だったりするが),タクシーに乗るときも住所を見せられれば話が早い.道を人に聞く場合は「現地語の」地図があると便利.
パスポート,旅行保険,クレジットカードのコピーは一度作ってクリアファイルにまとめておけば,旅行のたびに使い回せる.
パスポート盗難時に新規発行してもらうには戸籍謄(抄)本・顔写真が必要.だが,実は持って行ったことがない.皆さんちゃんと持って行ってるんですかね? 1週間程度の出張の場合,どうせ発行は間に合わないし,帰国のための渡航書であれば,免許証程度の身分証明で大丈夫なようだし.甘いですかね?
○ | ノート |
△ | 自分の発表用の資料 (論文・スライドを印刷したもの) |
○ | ガイドブック |
△ | 読書用の本・読みかけの論文 |
機内での時間つぶしにも重要.お好みで.
○ | 黒・赤ボールペン,蛍光ペン |
○ | 薬品 |
○ | カメラ (+充電器) |
△ | 音楽プレイヤ (+充電器) |
△ | ノイズキャンセリングヘッドフォン |
△ | 電源タップ |
○ | ポストイット |
△ | Skype用ヘッドセット |
○ | イーサネットケーブル + 延長コネクタ |
△ | 電話ケーブル |
○ | ワイヤーロック,PC用セキュリティ金具 |
この辺は,普段からバッグに入れっぱなし [2009-12-31-1] のものをそのまま持って行く.
私はあまりやらないけど,自分のヘッドフォンで機内サービスの音楽・映画を楽しみたいという場合は,オーディオプラグの形状に注意する必要がある.
○ | 携帯フットレスト |
△ | 携帯クッション 他 |
空気でふくらませるクッションとかまくらとかフットレストとか,ほかにはアイマスクとか,何が必要かは人それぞれ.私の場合は足が短いので フットレスト 必須.
○ | 携帯電話 (+充電器) |
○ | 腕時計 |
○ | 名刺 (残量確認) |
○ | 鍵 |
○ | 眼鏡,コンタクトレンズ |
△ | ハンカチ,ポケットティッシュ,ウェットティッシュ |
携帯電話は,通話やメールに使わない場合も (海外対応でない機種を使っていた頃も含めて),目覚し時計とかカメラとか予定表ビューアとかとして便利に使っている.海外非対応の場合,電源を入れているとどんどんバッテリが無くなっていくので充電の用意は必須.
携帯電話があるから腕時計など要らないという人も多いかと思う.が,機内では携帯電話の電源を入れられないことに注意が必要だ.そして,機内でこまめに時間を確認することは時差ボケを軽減するために重要だと思う.飛行機に乗った瞬間に時計を現地時刻に合わせて,以降はその時間だと思い込むようにするわけだ.
○ | パスポート |
○ | 財布 |
○ | 日本円 現金 |
△ | 現地通貨 現金 |
○ | 現地通貨 小銭入れ |
△ | トラベラーズチェック |
○ | クレジットカード |
○ | マイレージカード |
○ | パスポート紛失の際に身分証明になるもの (免許証など) |
○ | シークレットポケット等 |
貴重品の類は,やはり複数箇所に分散しておくのがよいと思われる.いわゆるシークレットポケットのような製品はいろいろあるが,どれが使いやすいかは人それぞれだ.例えば腹巻きタイプなどは定番とされているみたいだけど,私はどうも苦手だ.
現地での決済手段をどうするか.クレジットカードで全部済ませられれば楽なのだが,あまり普及していない地域だったり,割り勘で食事する機会が多かったりするとなかなかそうもいかないので,どこかで適量の現金を得ておく必要がある.
現金調達も,これまたクレジットカードでキャッシングするのが一番楽だし,たいていレートの面でもそう悪くないと理解しているが,現地についてすぐキャッシングできるかというとそうとも限らない.うっかりすると空港からの移動すらできない状況に陥りかねないので,最小限の現地通貨は日本で用意しておくのが無難かと思う.
トラベラーズチェックは,どうなんでしょう.私の場合,初めて海外に行ったときに割とまとまった金額を買ったのだけど,ほとんど使わずに残っている.だって面倒くさいんだもん.そうこうしているうちに,当時と比べて米ドルが阿呆みたいに暴落しているので,なおさら使いたくない.というわけで,いざというときのバックアップ用としてカバンの奥にしまいこんでいる.塩漬け上等.
* [Razafindralambo] An answer from an epxret! Thanks for con... (2013-03-25 20:40:52)
以前 iPod nano まわりで買ったものを紹介したのはもう2年以上前だが [2007-08-13-3],その後いろいろと変遷しているので,現状を改めて記録しておくことにする.
当初 [2007-08-13-3] は本体をシリコンケースに入れて,そこにネックストラップをつけていた.しかし,見た目がいまいちなのはさておくとしても,やっぱり使いにくいのだ.ホイールの操作性が落ちるし,シリコンゴムが伸びて来ると微妙に本体からずれてくる.長いこと我慢して使っていたが耐えられなくなってきた.
というわけで,現在は Dockコネクタに取り付ける形 にしている.強度的にちょっと不安があったのだけど,実際に使ってみると問題ない感じ.継続使用してどうなるかは十分注意する必要があるかも.
さて,上記製品 にはシリコン素材のストラップが付属してくるのだけど,カバンやポケットの中でヘッドフォンのコードと絡まりやすくて,使うのをやめてしまった.普通の布製のストラップの方が多少は絡まりにくいように思う (いずれにせよ全く絡まらないわけではありません).
で,ネックストラップ自体の話.当初 [2007-08-13-3] は電器屋の携帯電話とかオーディオプレイヤのアクセサリ売場で適当に選んで買ってたわけだが,それはとても愚かなことだったと思うに至った.今日はそれについて語っていきたい.
まずストラップの形状 (?) について.大きくわけると丸紐のものと平紐のものに分かれるかと思う.iPod のまわりにくるくると巻いてカバンなどにしまうときのことを考えると,平紐の方が圧倒的にかさばらない.普通に携帯機器のネックストラップとして売っている製品を見ると,平紐より丸紐の方が価格帯として安めなように思う.私が最初に買ったのも安さにつられて丸紐であった.
次に,これって文房具屋で買えばいいんじゃね? という話.普通に電器屋で買おうとすると,ネックストラップって1000円弱すると思う.一方で,文房具屋でネームカード用 (会議とか展示会とかで配るやつ) として売っているものだと2〜300円で手に入る.もちろん,携帯機器用として売っているものには,途中に着脱可能なコネクタがあったりとか機能面で便利なものもあると思うので全否定はしないけど,単純に首から提げられればよいのであれば,ネームカード用でいいじゃん,と思う.
で,もしあなたが,ネームカードを首から提げる会議とか展示会とかによく参加する人ならば,そういうストラップって部屋に1本や2本転がってるのではなかろうか.だとするとそういうのを使い回した方がお得だし,きっと地球にもやさしい (会議や展示会の出口で回収している場合はちゃんと返却しましょう).というわけで,上の写真のストラップも何かの学会でもらったものだ.Austrian Research Centers とか書いてあるので,きっと このときのだろう.
ATH-CK32 [2007-08-13-3] のイヤーピースがすぐに外れて紛失してしまう [2007-08-21-1] ことに我慢ならなくなったので,買い替えることにした.どうせなら,飛行機や新幹線の中で使うことを考えるとノイズキャンセル機能つきが欲しいよね,ということで,カナル型イヤホンタイプに絞っていくつか試聴してみた.
キャンセル性能に関して一番すごいなあと感じたのはソニーの MDR-NC300D だった.マンガでよく使われる「シーン」という擬態語が「聴こえてくる」ような感覚 (やや意味不明).でもこの本体サイズはあり得ないだろうということで却下.今後の小型化に期待する.
というわけで結局 MDR-NC33 にした.iPod nanoと一緒にカバンの中身 [2009-12-31-1] の右上のポケットに収まる.キャンセル性能はディジタル方式に比べて劣るように思うけど,別に完全な静音環境が欲しいわけじゃなくて飛行機や新幹線の騒音レベルが緩和されればよいので,私にとってはとりあえず十分だ.
音質については…ノイズキャンセルをオンにすると中低域が引っ込んで音がやせるように感じる.プレイヤのイコライザで調整すればいいのかも知れないけど面倒くさい.まあ元々音質にはあまりこだわらないので別にいいです.
* [Dika] comment4, https... (2017-02-10 22:14:40)
* [RoseMarie] comment2, https... (2017-02-10 22:06:31)
* [Renee] comment1, https... (2017-02-10 21:59:25)
* [Etain] comment1, https... (2017-02-10 21:54:52)
* [blackhawk77g] comment2, https... (2017-02-10 21:46:07)
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